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まとめ買いした肉や魚は「下味冷凍」がおすすめ! 味に与える影響とは?

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2021/07/30

コロナ禍でステイホームが求められる今、スーパーへの来店頻度を減らすために「まとめ買い」をする人が増えています。しかし一度に大量の食材を購入すると、保存が大変…。冷凍をすれば長持ちはしますが、味が落ちてしまいそうなイメージがありますよね。でも、やり方次第ではおいしさを保ったまま冷凍保存できるテクニックがあるそうです! 今回は、冷凍生活アドバイザーとして数々のメディアで冷凍のテクニックを伝えている“冷凍王子”の西川剛史さんに、まとめ買いした肉や魚のおすすめの冷凍保存方法を聞きました!

まとめ買いした肉や魚のおいしさを長持ちさせて冷凍保存するには、どんな方法が良いのでしょうか?

肉や魚のまとめ買いアイデアといえば、時短でおいしい「下味冷凍」がおすすめです。下味冷凍とは、肉や魚などの食材と、調味料をジップロック®フリーザーバッグに一緒に入れて、冷凍保存する調理法です。調味料に漬け込んで冷凍するとしっかりと下味がつくため、解凍後に加熱調理するだけでメインのおかずが完成します。時短にもなるうえ、食材のおいしさを長持ちさせる、一石二鳥の冷凍保存テクニックです。


休日のうちにまとめ買いした食材を下味冷凍しておけば、平日は下味冷凍しておいた食材を、仕事に行く前に冷蔵室へ移すだけ。夕方の帰宅する頃には解凍が完了しているので、あとは食材に火を通すだけでメインおかずが一品出来上がります。すでに下味がついているので、味つけの手間もかかりません。もちろん、そのまま加熱調理するだけでもおいしいですし、プラスする食材や調理の仕方を変えれば、さまざまな料理にもアレンジできますよ。

下味冷凍 があれば 献立を考える時間も時短に

忙しい日々のなかで意外と時間がとられるのが、夕飯の献立を決める時間。日頃から下味冷凍をしておけば、献立を考える時間も短縮できます。
メニューを決めてから調理に取りかかると、足りない食材や調味料の買い出しが必要になることもありますが、たとえば冷凍室に下味冷凍した豚肉があれば、『キャベツや人参と一緒に炒めて野菜炒めを作ろう』と、家にある食材でメニューが決められます。献立を悩まずに済むのは下味冷凍がもたらす時短のメリットです。


時短だけではない下味冷凍をするメリット!

冷凍室の中は空気があるため、食材が乾燥しやすい環境になっています。食材が乾燥すると、酸化して風味が落ちてしまう。しかし下味冷凍をすれば、調味料が食材表面をまんべんなくコーティングするので、乾燥から守ってくれます。
食材を単に長持ちさせるだけではなく、おいしい状態を長持ちさせたまま下味もつけられる。これが下味冷凍の魅力ですね。また、調味料の糖分には保水性を高める効果もあるので、通常の冷凍保存よりしっとり仕上がりやすいというメリットもあります。

科学的にも実証!下味冷凍をすると「コク」がアップする!

今回、味香り戦略研究所の味覚センサーを用いた味覚検証を行いました。
ジップロック®を使った下味冷凍を展開している旭化成ホームプロダクツの公式レシピの中から、豚肉、鮭、鶏むね肉、鶏もも肉を使用した4つのレシピで以下の3パターンにおける味覚の変化を検証しました。
・冷凍保存せずに調理した場合
・下味をつけず冷凍保存後に調理した場合
・下味冷凍後に調理した場合
すると、すべての食材で「下味冷凍後に調理した場合」に、味の深みと味の厚みが増して「コク」がアップしたという結果が得られたのです。

データ分析:株式会社味香り戦略研究所

下味冷凍をすると、冷凍保存の過程ではもちろん、冷蔵室に移して解凍している最中にも調味料が食材の中まで染み渡ります。下味冷凍は食材と調味料が触れ合う時間が長いため、調味料の味と食材の味がしっかりまとまり、コクがアップするのだと考えられます。


下味冷凍する時に抑えておきたい2つのポイント!

下味冷凍する時に注意してほしいポイントが2つあります。
1つ目は、食材の表面を全体的に調味料で覆うことです。 全体に調味料をまとわせなければ、部分的に乾燥が進んでしまい、保存性にも差が生まれてしまいますね。2つ目は、食材全体が調味料に浸かるようにジップロック®フリーザーバッグに入れたら、薄く平らにすること。ブロック状ではなく平らにすると、冷気にも外気にも触れやすくなり、冷凍も解凍も早くなるのがポイントです。

冷凍王子おすすめの下味冷凍レシピ!

下味冷凍は、使う調味料次第でさまざまなジャンルの料理に展開できます。旭化成ホームプロダクツ公式レシピの中から西川さんのおすすめのレシピをご紹介いただきました。

これからの季節は、『サケのみそヨーグルト味』の下味冷凍がおすすめです。名前のとおり、サケの切り身をみそとヨーグルトで漬けて下味冷凍するだけなのですが、調理のアレンジのバリエーションが豊富です。たとえば、野菜と一緒に焼けばチャンチャン焼き風に、パン粉をまぶして焼けばパン粉焼き風にと、和風にも洋風にもアレンジできます。ヨーグルトのさっぱりとした味わいと、みその持つ高い栄養価で、食欲をなくしがちの夏にピッタリです。今は家庭で魚料理を食べる機会が減っていますが、買ってきた切り身を下味冷凍しておけば調理しやすくなります。魚食が減ってきたと感じる人にはぜひ試してほしいですね。

▼下味冷凍「サケのみそヨーグルト味」
<材料>(3人分)
生サケ・・3切れ
塩・・適量
みそ・・大さじ2
ヨーグルト(無糖)・・大さじ4

<作り方>
(1)サケの両面に塩をふって5分ほどおき、キッチンペーパーで軽く水けをふき取る。
(2)「ジップロック®フリーザーバッグ(M)」にみそとヨーグルトを入れてよく混ぜ、(1)を加えて全体にいきわたるようになじませる。
(3)なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、平らにして冷凍保存。

▼「サケのチャンチャン焼き」レシピ
<材料>(3人分)
・下味冷凍した「サケのみそヨーグルト味」・・3切れ
・キャベツ・・3枚
・玉ねぎ・・1/2個
・しめじ・・1パック
・ホールコーン(缶詰め)・・大さじ3
・バター・・大さじ1/2
・水・・大さじ1

<下準備>
下味冷凍した「サケのみそヨーグルト味」は冷蔵室におき、解凍しておく。

<作り方>
(1)キャベツはざく切りに、玉ねぎは縦5mm幅に切る。しめじは石づきをとってほぐす。
(2)フライパンに「クックパー®フライパン用ホイル」を敷き、漬けだれをぬぐった「サケのみそヨーグルト味」を並べ、中火で焼く(漬けだれはとっておく)。両面に軽く焼き色がついたら、いったん取り出す。
(3)あいたフライパンに(1)の野菜を入れて再び火にかけ、残った漬けだれに水を加え混ぜたものをまわしかけ、バターを加えて軽く炒める。
(4)(3)に(2)のサケをのせ、汁けをきったコーンを散らし、ふたをして弱めの中火で4~5分蒸し焼きにする。


西川さんからアドバイス

冷凍保存というと「仕方なくやるもの」というイメージを持っている人が多いと思います。しかし下味冷凍なら、時短にもなるうえ、コクがアップし、通常の冷凍保存よりもおいしさ長持ちするなど、良いことだらけです。同じ冷凍保存でも、よりメリットの多い冷凍方法を選べば、毎日の夕飯作りが楽しくなるかもしれませんよ。

-西川剛史さんプロフィール-

冷凍生活アドバイザー/冷凍食品開発コンサルタント 冷凍専門家として、多数のテレビ、ラジオ、雑誌などに出演している。2016年8月には、家庭での冷凍テクニックを学べる資格講座「冷凍生活アドバイザー養成講座」を開講。冷凍食品の開発のほか、冷凍食品や手作り冷凍食材を使ったレシピの考案も行う。著書に『西川剛史のおいしすぎる冷凍レシピ』(宝島社)などがある。

●ジップロック®フリーザーバッグの商品情報はこちら

●ジップロック®を使用した下味冷凍のページはこちら

ジップロック®は、旭化成ホームプロダクツ(株)の登録商標です。

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